ペットとの暮らしをよくする資格

ねことの暮らしを便利に

今回はキャットケアスペシャリスト、ペット防災管理士を取得した筆者が、あったらきっと役に立つだろうなというペット資格をピックアップしました。

ペット共生住宅管理士についてご存じでしょうか。正しいペットの飼い方を普及・啓発している内閣府認定の「民間資格」です。

この資格を取得するのに向いている人は、不動産関係、建築関係のお仕事をしている方はもちろん、現在ペットを飼育していて住宅の新築やリフォーム等を検討されている方などです。

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ペットとしあわせに暮らせる住まいを学ぶ

「ペット共生住宅管理士」

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掃除がしやすくても滑りやすい床では犬が足腰を傷めてしまいますし、壁をガードするだけで爪とぎできる場所を与えなければ、猫はストレスをためてしまいます。ペットの習性をきちんと理解したうえで、本来の行動を引き出せるような環境づくりが大切になってきているのです。

https://jpca-education.org/abouts/ より抜粋

わんちゃんやねこちゃんと快適に暮らすために必要な知識がつきますし、業界の方の場合、ペットを自宅の中で飼育することのニーズは数十年前よりも増えている状況であることから、愛犬や愛猫と生活するための工夫のある家を求められることは業務上増えてくるかと思います。

やはり、ペットがいる家庭では「ペットと共生する家」や「ペットが快適に暮らせる家」、「ペット共生住宅管理士が常駐する建設会社」などのキャッチコピーは耳障りがとてもよく、一度見てみたいと感じるものですし、他にない他社との差別化をはかることもできそうですね。

さて、実際に取得までの流れを説明していきます。

まずは「愛玩動物飼養管理士」という資格を取得すること。

これは1級と2級があり、2級所持時点で「ペット共生住宅管理士」の受講資格が受けられます。2級の受験資格は、該当年度の4月1日時点で満15歳以上であることのみ、学歴等も関係ありません。

ペットのスペシャリストを目指す方に【愛玩動物飼養管理士 2級・1級】

「愛玩動物飼養管理士」の受講申し込みを行うと、教材が届きオンラインでの受講が可能です。課題提出と試験を受けます。(試験はマークシート方式の全国一斉対応)

[費用]※2級の場合

受講受験料:32,000円(税込)

認定登録料:8,000円(税込)

次のステップ、「ペット共生住宅管理士」の資格取得までを見ていきます。

受験資格は「愛玩動物飼養管理士 2級以上を取得していること」です。受講申し込みをし、支払いまで完了すると「ペット共生住宅管理士検定公式テキスト」と「受験票」が届きます。公式テキストを使用して自宅で勉強し、6ヶ月以内に試験を受けるという流れです。

[費用]

テキスト・検定セット:20,000円(税込)

検定のみ:5,000円(税込)※2回目以降の受験を行う場合のみ適用

筆者は自宅でキャットスペシャリスト、ペット防災管理士の勉強をし、それぞれライセンスを取得しましたが「自宅で自分のペースで勉強をすること」について聞こえはいいですが、仕事や育児をしているとどうしても自分の時間がなく、帰宅後に夕飯、お風呂、その他をこなしつつ勉強に取り組むHPがほぼない状態ですよね。

仕事の日はすきま時間に教材をサッと読むだけ、スマホでオンライン授業を見ることもできたので通勤中はオンライン授業を見て、休みの日にがっつり時間を取る、などメリハリをつけると挫折することなく続けていけるのではないでしょうか。時間に縛られず、このような勉強方法ができることも在宅受講のメリットと言えます。

また、新しい知識を吸収することについては何事も楽しいもので、一度始めると止まらなくなることもしばしば。自己研鑽として、自身のペットによりよい環境を与えるためにもよい資格です。年末年始の休暇を有意義に使うこともできるこのタイミングで、新しいことに挑戦し、可能性を広げてみてはいかがでしょうか。



参考:

・公益社団法人 日本愛玩動物協会  https://www.jpc.or.jp/kanrishi/

・ペット共生住宅管理士 https://jpca-education.org/

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